さかのぼること約1年前、地元山口県宇部市の企業、株式会社ヤナギヤ様の撮影に行ってまいりました。
今年創業100周年。今やカニ蒲鉾製造装置世界シェア7割という地方企業でありながら世界市場トップに君臨した功績は各メディアでも度々取り上げられるほどの有名企業です。
撮影は100周年の記念誌用のものだったのですが撮影のひと月前に綿密な打ち合わせをし、こんな大事な歴史に残る記念誌の写真をしっかり撮れるだろうかと当日まではプレッシャーで押しつぶされそうになる日々を過ごしました…ハイ。
しかもこの日は午前中まで悪天候で雨も降っていたので、屋外撮影を予定していた集合写真の撮影は中止になりさらに1ヶ月先延ばしになる可能性もありました。
けれどもお天道様のご機嫌が次第に良くなり予定していたスタート時間を遅らせて撮影が可能になりました。
予定していた集合写真の撮影は終了!と思ったら柳屋社長のご提案でせっかく100周年なんだからと「100」を人文字で作るという予定になかった別ショットも急遽撮影することに。
さてどうやってみんな並ぶ??みたいな打ち合わせを短時間で済ませいざ撮影。
どうなるかとドキドキしましたが、社長自ら率先して指示してくださったり従業員の皆さんもそれに従って動いてくれたり。
記念誌の編集企画を担当されていたヤナギヤの副社長、水野さん、金重さんはスムーズに撮影が進むように皆さんをまとめ、さらに綺麗に100に見えるように皆さんを随時動かしてくれた記念誌のテキストライターの星野さん、撮影は建物の上からだったのですが、私と一緒に上から色々指示を出してくださったデザイナーの山内さん。みんなが一丸となって作り上げていくライブ感が「なんかこういうのっていい!」て気分が高揚していくのがわかりました。
おかげさまでとてもいい写真が撮れたと思っています。
この短い撮影時間で感じたことですが、社長のリーダーシップといい従業員の皆さんの団結力といいすごいなと感じました。
こういうところで100年続いている理由が垣間見えたような気がしたのを覚えています。
100周年おめでとうございます。